冬でも背中ニキビが
できるのはなぜ?
【contents】
冬の背中ニキビの原因と対策
冬は汗や皮脂の分泌が少なく、夏よりニキビができにくいイメージがありますが、
実はこの季節だからこそ背中ニキビができてしまうという原因もたくさんあるんです!
しかし、冬の間は背中を露出せずにじっくりケアすることができるというメリットも♪
冬の間に背中をケアをしておくと、薄着の季節にはつるつるで透明感のある「魅せたい背中」になれます(^^)/
①「乾燥」が原因の
背中ニキビができやすい
冬は空気中が乾燥しやすくなるため、顔の肌が乾燥しますが、背中も同様に乾燥しやすくなります。
乾燥の影響により肌表面が徐々に硬くなり、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。
皮脂をエサとするアクネ菌や他の皮膚常在菌が大量に発生すると、ニキビができて炎症を悪化させます。
さらに、背中がカサカサの状態だと衣服がすれて、摩擦による刺激でどんどんニキビができやすい環境に。
また、乾燥状態が続くと、普段は肌の水分を守ってくれているバリア機能が失われてしまいます。
そうなると、肌を守るために皮脂を過剰に分泌する場合があります。
背中の乾燥ニキビを防ぐには保湿ケアを☆
バリア機能を守るためには、背中にも保湿が大切です。
背中ニキビを防ぐには、油分を多く含むボディクリームではなく、化粧水タイプもしくはべたつきの少ないジェルタイプのものがおすすめです。
ニキビやニキビ跡にアプローチしてくれるビタミンC誘導体が配合されているものが◎
ビタミンC誘導体は、肌に浸透しにくい性質を持つビタミンCを肌に浸透しやすいよう改良された成分です。
保湿効果、ニキビ・ニキビ跡改善の他に、皮脂のコントロールをする効果もあります。
②「冷え」による
背中ニキビができやすい
冷えが原因で血行不良になると…
肌の新陳代謝が低下し、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が正常に行えなくなります。
また、体が冷えると免疫力も低下し、ニキビに関連する菌の繁殖を抑えることができなくなります。
内臓の働きも悪くなるので、老廃物がうまく排出されにくくなります。
このようなことから、体が冷える=ニキビが発生しやすい環境といえます。
ぬるめのお風呂&軽い運動をする
シャワーだけで済ませるのではなく、週に何度かは湯船に浸かり、全身を温めるようにしましょう。
熱めのお湯や長風呂はニキビの悪化や乾燥肌につながるので、38~40度ぐらいのお湯に15~20分程度でOKです。
また、冬はどうしても活動量が減ってしまいます。
移動時には意識的に階段を使うようにしたり、歯磨きをする時にはかかとを上げ下げしたりするなど、スキマ時間で体を動かしましょう(^^)/
体を温める食材(しょうが、アーモンド、ネギなど)や温かい飲み物もおすすめです。
肩こりがツライ方は、背中のマッサージを受けると◎全身の血行が良くなります。
さらに自律神経も整うので、リラックス効果もあります♪
③寒暖差による自律神経の乱れ
冬は屋外と室内の温度差が大きいですよね。
例えば、屋外が-5℃で室内は暖房が効いていて25℃だとすると、なんと30℃も温度差があります!
このような温度の急激な変化は、自律神経を乱す原因となります。
自律神経には、緊張やストレスを感じる状況で優位になる「交感神経」とリラックス状態の時に優位になる「副交感神経」があります。
寒暖差によって自律神経が乱れ、交感神経が優位という状態が続いてしまうと…
男性ホルモンが多く分泌されるようになります。
男性ホルモンには
- 皮脂を過剰に分泌する
- 肌を硬くする
・・などの作用があります。
背中はもともと皮脂腺が多いパーツ!
毛穴が閉じて皮脂が詰まりやすくなり、ニキビができてしまいます。
自律神経を整える生活をする
冬の寒暖差を避けることは難しいので、乱れやすい自律神経を整えるように意識することが大切です。
- 朝はなるべく同じ時間に起き
- 体内時計をリセットするために朝日を浴び
- 入浴や深呼吸などでリラックス
- 背中のマッサージを受ける
脊椎には自律神経が通っているので、背中まわりをゆるめると自律神経が整いやすくなります。
④ヒートティックなどの
機能性インナー
寒い冬は、ヒートテックなどのあったかインナーが手放せない!
そんな方も多いと思います。
でも、ヒートテックを着るとかゆい、背中ニキビやプツプツが増えた気がする…。
そんな方は要注意!
機能性インナーが肌に合わない体質の可能性が高いです。
水分を吸収するので肌が乾燥する
ヒートテックなどの機能性インナーは、「吸湿発熱繊維」という素材で作られています。
この「吸湿発熱繊維」は簡単に言うと、汗など水分を吸収して暖めるという機能を持つ繊維です。
つまり、体の水分を吸収してしまうということです。
そのため、もともと乾燥肌しやすい方は、水分を必要以上に奪われてしまう場合も。
そうなると、さらに乾燥状態に陥ってしまいます。
肌が乾燥すると皮脂分泌が過剰になったり、肌が硬くなって毛穴に皮脂が詰まったりするので、ニキビが発生しやすくなります。
化学繊維素材が刺激に!
機能性インナーは、化学繊維でできています。
敏感肌の方は繊維素材そのものにかぶれて、かゆみが出てしまう場合もあります。
特に服の素材によって、チクチクを感じやすい方は要注意!
ニキビが出来た時にかいてしまうと、さらに悪化してしまいます。
背中のニキビ跡は治りにくいので、まずはニキビを悪化させないことが大切です。
蒸れやすい
機能性インナーも吸湿性には限界があります。
一定の汗を吸収するとそれ以上は吸収できないので、さらに汗をかいた場合は蒸れてしまいます。
冬の室内は暖房が効いていて、意外と汗をかきますよね。
汗をそのままにすると雑菌やホコリがついて、ニキビができやすい環境になってしまいます。
静電気が角質を傷つける!
化学繊維素材の服を着ると、脱ぐときにバチバチと静電気が起きることがありませんか?
とても不快な静電気ですが、実は肌にも悪影響を与えます。
なんと静電気は、肌の角質を傷つけてしまうんです。
静電気は、乾燥していたり、化学繊維同士の摩擦などによって起こりやすくなります。
そのため、冬は静電気がとても起きやすい環境! 角質が傷つくと肌のバリア機能が低下するので、ニキビにつながってしまいます。
どうしてもヒートテックが着たい!そんな場合は…
でも冬は寒いから、どうしてもヒートテックが手放せない!
そんな方は、
- 機能性インナーの下に綿素材のキャミソールを着る
- 最近は綿素材のあったかインナーも出ているので、そちらを着用する
この2つのどちらかをおすすめします。
インナーは背中に長時間直接当たっているものなので、素材選びは重要!
背中ニキビが気になる方は、化学繊維素材を直接背中に当たらないようにしましょう。
マフラーや手袋をしたり、トップスの下に綿素材のインナーを着たりすると、意外と寒くないですよ♪
⑤汗をかいた後、
放置してしまいやすい
冬は暖房と厚着の影響で、背中には意外と汗をかきます。
汗をかくこと自体は体温調整のためなので悪いことではないのですが、問題は「汗を放置してしまう」ことにあります。
冬は背中に汗をかいても、すぐに冷えるので拭いたりせずにそのままにしてしまうことが多くなります。
この油断が禁物!気づいたら、ニキビができていた!という事態に(*_*)
汗を放置すると…肌がアルカリ性に傾く!
肌の表面は本来、弱酸性に保たれていて、病原菌を寄せ付けないような環境になっています。
しかし、汗を放置すると汗の成分の影響で、アルカリ性に傾いていきます。
その状態こそニキビが出来やすい環境!
ニキビに関係する菌など、肌に悪さをする菌の多くはアルカリ性の環境が大好きなんです。
そのため、どんどん繁殖してしまいます。その結果、背中にニキビが発生!
このように、汗の放置が背中ニキビの原因となります。
冬でも油断大敵!汗はこまめにふき取ることが大切☆
冬でも油断せずに汗をかいたら、汗拭きシートや濡らしたガーゼで拭きとるようにしましょう。
背中の乾燥が気になる方や敏感肌の方は、アルコール成分の入った汗拭きシートは避けてください。
雪かきやウィンタースポーツで汗をかいた後は、インナーを必ず着替えてくださいね。
できてしまった背中ニキビや
ニキビ跡を徹底ケア
お背中のニキビ、ニキビ跡に悩まれている方はぜひ一度ご相談ください。
キレイな背中でドレスを
着たい花嫁様にもおすすめ
ご結婚式を控えた花嫁様は、できるだけ早めにケアを開始するのがおすすめです。
背中の状態に合わせて、最適なメニューや挙式までのご来店ペース、回数などをご提案いたします。
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